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りんく

とっぷ







「吾を待つと…」
私を待つと言って、
濡れたという、
その山のしずくに
なることが出来たらよかったのに。

大津皇子(おおつのみこ)の歌
「あしひきの山の雫に妹待つと
別れた立ちれぬ山の雫に」
にこたえた歌。皇子の歌の
「山の雫」待つことのつらさを表すものであるのを、
この歌では皇子の身に触れる
うらやましいものとして表した。








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